西野だいすけの何でも挑戦してみよう!!【第3弾 みかん栽培の手入れ】

小学生の頃、りんごは、青森、長野、みかんは、愛媛、和歌山、静岡と並んで、熊本も一大産地と習いました。それが誇らしかったのを今でも覚えています。

あれから30年。行ってきました。みかんの産地、天水で、お手入れの手伝いをさせていただきました。

朝一番は、マルチシートの張替え作業。これは、①太陽光を反射させて、木の内側のみかんにも光を届けるため、②木に与える水分量を減らして、旨味を増やすため、に必要な作業です。みかんの木の下を這いつくばって、汗ダラダラになりながらの作業でした。この作業を数ヘクタールに渡って、何十年も行うと思うと、気が遠くなります。

お昼の休憩を挟んで、午後からは、てっか作業を手伝いました。手伝いと言っても、素人の手に負えるような作業ではありません。そもそも、てっかは、みかんの数を減らして、残したみかんに栄養分と旨味を集中させるために行うものですが、どのみかんを残すべきか、素人に判断できるはずはありません。プロは、いくつもの条件を肌感覚で理解して、残すみかんと捨てるみかんを瞬時に判別します。数日間で数ヘクタール分をてっかしないといけないので、モタモタしてる訳にはいかないのです。素晴らしい技術です。感動しました。

夜は、例によって、みかん農家の皆さまと意見交換を兼ねた懇親会。後継者不足の問題、農水省の補助事業について、色々ご意見を伺いました。遅くまで、盛り上がりました。みかん王国熊本を堪能しつつ、勉強させていただき、本当に充実した1日となりました。ありがとうございました。

GO TOP