ご挨拶

新たな挑戦への決意

昨年秋、多くの皆さまのお力添えのおかげで、政治家として、スタートラインに立つことができました。あの時の感じた、責任感と興奮、そして何より、ここまで支えてくださった多くの皆さまへの深い感謝の気持ち、今でも鮮明に覚えています。そして、これからも一生涯、忘れることはないでしょう。

あれから早5か月。初出馬の時から希望した自由民主党への入党もお認めいただき、責任与党の一員として、熊本と東京を行ったり来たりしながら、全力で政治活動に取り組んでいます。

例えば、選挙以前から皆さまにお約束してきた

・日本一の渋滞王国・熊本の渋滞解消
・有明海沿岸道路の早期整備
・熊本の農林水産業の更なる発展(そのための輸出の拡大など)

といった熊本の課題について、先輩議員や関係省庁の方々と議論を開始しています。中でも、有明海沿岸道路については、年初に熊本県内での着工が初めて実現するなど、一気に進展しています。

国政の課題も山積しています。特に、外交・安全保障と経済、この二つはとりわけ極めて重要です。

①ロシアのウクライナ侵攻や北朝鮮による大陸間弾道ミサイル発射などの暴挙が多発し、国際社会・秩序が大きく変動する中にあって、我が国の平和と領土を守るため、外交・安全保障の在り方を現実に即して早急に見直し、万全の体制を構築する必要があります。

②平成初期には世界3位まで達した一人当たりGDPが、令和元年には、世界28位にまで下降するなど、我が国の経済力の低迷が続く中、我々の生活水準の維持・向上のため、DX(デジタルトランスフォーメーション)やCN(カーボンニュートラル)などを基軸として反転攻勢していかなければいけません。

皆さまから多数お寄せいただいているご意見や期待の声を力に変え、新しい時代の日本と故郷・熊本を創り上げるため、これからますますエネルギー全開で走り続ける覚悟でございます。引き続きのご支援をよろしくお願い申し上げます。

令和4年4月1日 西野太亮

新たな決意

昨秋、初陣に挑みました。結果は、落選でした。多くの皆さまに、多大なご支援を賜りながら、このような結果になってしまい、本当に情けなく、申し訳なく思っています。そして、自分の力不足を痛感しています。熊本2区の皆さまの代表として、国政の場で仕事をさせていただく資格がなかったのだと、そのための苦労も苦しみもまだまだ足りてなかったのだと、強く感じました。同時に、40歳手前の中年男が、仕事を辞めて、選挙にも負けて、この先、どうなるんだろうという不安も恐怖も湧いてきました。

しかし、多くの皆さまのご支援のおかげで、62,575票という多くのご支持を頂いた以上、皆さまの期待に応えるべく、努力を重ねる責任があると思います。もちろん、私自身の思いとしても、諦めたくはありません。

皆さまの思いを背負って、戦っていきたい

財務省を辞めて、ふるさと熊本で政治活動を始めてから早くも1年半以上が経過しました。この間、多くの皆さまとの出会いの中で、多くの思いを承ってきました。日本の将来に対する思い、ふるさと熊本への思い。若い世代が、政治に何を期待しているのか、期待していないのか。農家や漁師の方々が、どんな苦労をして、海苔を、ミカンを、トマトを作っているのか。中小企業の経営者の皆さまが、どんな思いで税金を払っているのか。多くの皆さまの思いに、そして、人生の一端に接してきました。そんな中で、私の政治に懸ける思いは、本物になってきたと思います。私は、皆さまの思いを背負って、国政の場で戦いたい。そのためにも、試練を乗り越えたいと思います。

皆さまとともに、新しい時代を切り拓いていきたい

また、選挙期間中だけでなく、その前後も含め、一生懸命応援してくださる支援者の方々や、共に戦ってくれる仲間がいます。政治の世界というのは、生易しいものではありません。私自身が、面と向かって罵声を浴びせられたり、街頭に立ってマイクを握って恥をかいたり、と苦労を重ねるのは当然のことですが、支援者の方々も、私を応援することで、様々な不利益が起こりうるのだと思います。それでも、西野だいすけを応援することが、日本をよりよくする、熊本を前に進めていくことにつながると信じ、自分の不利益を顧みずに、共に戦ってくださる多くの支援者の方々がいます。

私は、従来より、現在の日本や熊本が抱えている課題を踏まえ

  1. ①安心・安全に生活するための社会の基盤を維持・強化していく
  2. ②様々な分野で、挑戦したい人たちが挑戦しやすい環境を整備するとともに、より多くの人が挑戦したいと思える社会を実現する
  3. ③「輝く熊本」を創るため、雇用の創出と住みやすいまちづくりを車の両輪として、人口流出に歯止めをかける

の3つを柱に据えて、新しい時代を切り拓いていきたいと申し上げてきました。今でも、その思いは変わりません。

私は、もみくちゃにされ、ボコボコにされながらも、共に戦ってくださる多くの皆さまとともに、よりよい日本を、新しい熊本を、切り拓いていきたい。そのためにも、精進を重ねたいと思います。

皆さまに、エネルギーを与えることができるように生きていきたい

選挙後、多くの皆さまから、励ましのお言葉や激励のメッセージを頂いております。辻立ちの最中に、車の中から、あるいは、散歩の足を止めて、「頑張れ~」というお言葉を頂きます。また、メールやインターネットを通じて激励のメッセージを頂くこともあります。同世代の方々から、または、子供たちから、「西野だいすけ、武者んよか~」と言っていただくこともあります。落選直後の私にとっては、本当にありがたいお言葉ですし、涙が出る思いです。多くの皆さまから、再び立ち上がる勇気とエネルギーを頂いております。

今は亡き、小渕恵三元総理大臣が、生前、「我々が、後世に遺せる、最大の遺物は、志高き崇高な人生そのものだ」と語っていたそうです。志を高く持って、どんな困難にも負けずに努力を重ね、挑戦を続ける人生そのものが、後世の人々に勇気とエネルギーを与え、最高の贈り物になる、という意味だと思います。エネルギーを与えられる人から、与える人へ。今を生きる人々にも、将来を生きる人々にも、エネルギーを与えることができるような生き方をしたいと思います。そのための挑戦は、まだまだ始まったばかりです。

皆さまからの引き続きのご支援、さらなるご支援をよろしくお願い申し上げます。

平成30年1月吉日
西野 太亮

出馬表明にあたってのご挨拶

4月以降の一連の熊本地震で犠牲になられた方々に、心よりお悔やみ申し上げますとともに、被災された方々にお見舞い申し上げます。このような折、私事で大変恐縮でございますが、本年4月を以って、財務省を退職し、生まれ育った故郷、熊本を基盤に政治の道を志すことを決意しました。皆さまに末永く可愛がっていただけますよう、精進して参りますので、よろしくお願い申し上げます。

政治は、幼いころからの憧れ

私は、4年前に他界した父の影響で、小さいころから歴史や政治が好きで、自然と政治的なリーダーに憧れをもつようになりました。父からは、「しっかり精進して、この国を担いうる、大きな人間になってほしい」と言われて育ってきましたので、政治の道を志すという私の想いは、ある意味、他界した父との約束とでも言うべきものかもしれません。

政治というのは、国や国民の皆さまに対して、そして、将来に対して責任のある大変な仕事です。生き馬の目を抜く厳しい世界とも聞きます。しかし、将来のビジョンを示して、国民の皆さまの先頭に立って、この国を、熊本を創っていくという政治家の仕事は、私にとっては、かっこいい仕事だと思いますし、人生を懸けるに値する仕事だと思います。

政治への思いは、憧れから覚悟へ

もう一つは、この国に、熊本に貢献していきたい、という思いがあります。私は、ありがたいことに、家族や親戚に恵まれ、また、教師にも友人にも恵まれ、公立の高校・大学で学び、財務省に入って、予算査定の現場、政策立案の過程を体験し、国費で米国に留学までさせていただきました。思えば、私は、熊本に、そして日本に育てていただいたと思っています。

今、この国は、多くの困難に直面しています。国内では、少子高齢化が急速に進展し、財政状況も極めて深刻です。外に目を向ければ、中国が台頭する一方で、同盟国アメリカの地位が相対的に低下するなど、国際情勢も大きく変化しています。また、我が故郷、熊本は、人口減少や地域活性化等の課題に加え、4月以降の一連の大地震により、さらに大きな困難に直面しています。

日本が危機に瀕した幕末の時代には、坂本龍馬はじめ、多くの志士たちが、困難に立ち向かったからこそ、今の日本があると思います。そうであれば、今、この時代には、社会に育てていただいた人間が、覚悟を決めて、様々な課題に取り組んでいかなければいけない、という強い思いがあります。

もちろん、不安もあります。私のような人間に、本当に政治を担う資格があるのか、と考えると眠れない日もあります。財務省に辞表を提出するとき、足が震えました。それでも、人生、一度きり。自分を信じて、支えてくれる人たちに感謝して、自分の信じる道を、突き進むしかない、と思っています。

政治の世界に、全人格を懸けて挑戦

私は、今まで、いろんな人からパワーをもらってきました。先日も、女性初のアメリカ大統領を目指して、最大限の努力を続けたヒラリー・クリントン前国務長官からパワーをもらいました。テニスの錦織圭選手にしても、歌手の石川さゆりさんにしても、苦しみもがきながら挑戦し続けている。私も、挑戦し続ける人間でありたいし、そのために努力を惜しまない人間でありたいと思います。

今まで培ってきた知識や経験だけではなく、私が持てる全てを、エネルギーも含めて全人格を懸けて、政治の世界に挑戦いたしますことを、皆さまにお約束して、ご挨拶とさせていただきます。皆さまからの力強いご支援、よろしくお願い申し上げます。

平成28年10月吉日
西野 太亮

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